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はじめに
タンパク質は、体を作る構成要素であるだけでなく、酵素やホルモンなど体の機能を調節する大切な役割を果たしているため、不足すると、筋肉量の減少 · 肌や髪のトラブル · 集中力・思考力の低下だけでなく、免疫機能が低下して抵抗力が弱くなり、さまざまな病気にかかりやすくなります。

1.タンパク質の役割と種類

🔶 人の体の 約60%は水分で、15~20%はタンパク質でできています。
タンパク質は筋肉や骨、臓器から髪の毛や爪に至るまであらゆる体の組織作りに使われますが、その他、体を機能的に働かせるためのホルモンや酵素、体を守るための免疫抗体を作る材料にもなっていて、体の機能を維持するためにも欠かせないものです。
さらに、タンパク質は本来、筋肉や組織を構成する栄養素ですが、炭水化物や脂質からのエネルギー供給が不足したときに、生命維持のために分解されて1g当り4kcalのエネルギー源となり、消費されます。

➊ タンパク質は一旦分解されて ➋ アミノ酸へ ➌ 体の全ての組織 ➍ 酵素・ホルモン・免疫抗体 ➎ 不足した時のエネルギー減 ➏ 糖質/その他 約5% ➐ 脂質 約15% ➑ タンパク質 約20% ➒ 水分 約60%
🔶 食品に含まれるタンパク質は、体内で消化され、一旦アミノ酸に分解され、体の各組織で必要なタンパク質が合成されます。
体内の組織(タンパク質)は、日々分解され、新しく合成されています。(ターンオーバー)大人で1日に200~300gのタンパク質が分解され、そのうち約55~70gが尿や汗などの排出ほかで失われます。
このため、最低でも失われる55~70gのタンパク質を毎日、補う必要があります。

⓪ タンパク質 ➊ のターンオーバーと必要摂取量 ➋ アミノ酸 ➌ 主に摂取 ➍ 合成 ➎ 分解 ➏ 排出
🔶 タンパク質が不足した場合、すぐに症状として現れませんが、筋肉量の減少、肌や髪のトラブル、免疫力の低下、集中力・思考力の低下につながり、体の機能低下により、体調を崩しやすくなります。
🔶 アミノ酸20種類のうち、9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、体内で合成することができないため、食品から摂取しなければなりません。
又、この20種類のアミノ酸のうち1種類でも欠けてしまうと、体内でタンパク質を合成することができません。
アミノ酸は桶理論により、その全体の働きは不足している必須アミノ酸の低いレベルに制限されます。
十分にタンパク質を摂っているつもりでも、かたよっていると、タンパク質不足になるのです。
【アミノ酸の桶理論】

➊ あるべきアミノ酸レベル(100%) ➋ フェル二アラニン ➌ バリン ➍ スレオニン ➎ アルギニン ➏ ロイシン ➐ イソロイシン ➑ ヒスチジン ➒ リジン ❿ トリプトファン ⓫ メオチニン
全体のアミノ酸レベルは一番低時レベルまで下がってしまうんじゃ!
🔶 タンパク質は、「動物性」と「植物性」に分かれます。
動物性タンパク質には、9種類の必須アミノ酸 すべてが含まれますが、植物性タンパク質の多くは必須アミノ酸が不足しています。
体内の吸収率は、動物性タンパク質97%に対して、植物性タンパク質は84%となっています。
🔶 では、動物性タンパク質だけを摂れば良いのかと言うと、動物性タンパク質が効率的ですが、動物性食品は脂肪を多く含んでいるため、動物性だけでは、脂質の過剰摂取となってしまいます。
一般的に摂取するタンパク質の半分を植物性タンパク質にすること(動物性タンパク質5:植物性タンパク質5)が望まれていて、色々な食品から摂取することで必要なバランスでアミノ酸他の栄養素を補給でき、カロリーを抑えることができます。
【アミノ酸の桶理論】

➊ タンパク質 ➋ 動物性 ➌ 植物性 ➍ 必須アミノ酸充足 ➎ 必須アミノ酸不足 ➏ 吸収率97% ➐ 吸収率84% ➑ 脂質の過剰摂取注意 ➒ 脂質はほとんどふくまない

2.タンパク質の必要摂取量と摂り方

🔶人間が1日に必要とするタンパク質量の目安は、「体重×0.8~1g」と言われています。
「日本人の食事摂取基準」では、タンパク質の食事摂取基準(推奨量)は18歳以上の男性で65g、18歳以上の女性で50gとなっています。
但し推奨量は、欠乏によって病気にならない最低限の目安あり、日本人の食事摂取基準でも、良好な栄養状態を維持するのに十分な量を示す『目標量』は、例えば50〜64歳、デスクワークで身体活動量 が普通の男性なら91〜130gであることから、平均摂取量程度では足りないわけです。
【タンパク質の摂取量】(「日本人の食事摂取基準」(2025年版)より)

➊ 年齢 ➋ 男性 ➌ 女性 ➍ 必要量 ➎ 推奨量 ➏ 歳 ➐ ほとんどの人(97~98%)が充足する量
🔶 タンパク質は肉類・魚介類・乳製品・大豆製品・卵など多くの食品に幅広く含まれていますので必要量を色んな食品より、バランス良く毎日摂取することが大切です。
基本的には、肉類又は魚介類(1食40~80gで約8~16gのタンパク質)での摂取をベースに、残りを卵、乳製品、大豆製品などで計算しながら摂取すると無理することなく摂取できます。
🔶 タンパク質は色んな食品から摂る必要があり、高タンパク質・低カロリーの食材ばかりを摂取すると、他の栄養素が不足して体調を崩す恐れがあり、タンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンをバランスよく摂取することが、健康維持やダイエットのポイントとなります。
タンパク質は、植物性・動物性を組み合わることで、足りない栄養素を補えて、栄養バランスが整い、商品群ごとの傾向を知ることでカロリーをコントロールできます。
日常の食生活で次のの点に気を付けるだけでも健康的にタンパク質を摂取できます。
🔴 動物性タンパク質
・肉だけでなく、魚介類も食べるようにする
・鶏ムネ肉・鶏ササミ・赤身肉を積極的に使う
・脂肪の多い部位は、脂肪を取り除いて使う
🔴 植物性タンパク質
“畑の肉”と呼ばれる「大豆」は植物性食品としては珍しくアミノ酸スコアが「100」でお肉と同等です。
・豆腐や納豆などの大豆製品を積極的に食べる
・タンパク質の豊富なブロッコリー、枝豆を取り入れる。
タンパク質の吸収を促進するビタミンB6

🟨 ビタミンB6は、タンパク質の代謝・分解を行うために必要な栄養素で、1日に推奨される摂取量は成人男性で1.4mg、成人女性で1.2mgですが、タンパク質の摂取量の増加に伴って、ビタミンB6の必要量も増加します。
🟨 タンパク質摂取量が多い場合は、ビタミンB6も多く必要となり、ビタミンB6が不足すると、かゆみを伴う発疹(皮膚炎)、口内炎や口角炎、舌炎、貧血、などを引き起こします。
🟨 ビタミンB6は、赤身魚や、赤身肉、ささみなどの脂が少ない肉類、植物性の食品では、バナナやパプリカ、さつまいも、玄米などにも比較的多く含まれています。
【ビタミンB6含有量】

サツマイモ