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 食品添加物表示

 

予習・復習ドリル

●3択式10問 解答・解説付き


翻訳機能使用可(全言語対応) 

 

1.食品添加物とは?

 

 🔴 食品衛生法では、「添加物とは、食品の製造過程において又は食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物をいいます」とされています。

食品に添加できる食品添加物の量は、動物実験で安全とされる量(無毒性量)の1/100の量を「一生涯毎日食べ続けても安全な量」で設定されています。

 

🔴 どんな食品でも、摂り過ぎれば体に悪影響をもたらしますが、添加できる食品添加物の量は法律によって規定され、安全性が保たれています。
私たちにとって、大切なことは、お客様の疑問や不安に対して説明できるよう各添加物について正確に理解し、又、その表示を自らが行う場合は、法律に基づいて正しく行うことです。

 
 
主な食品添加物の目的
 
 

食品添加物の種類

目的

代表的な食品添加物

甘味料

食品に甘味を付加

キシリトール、アセスルファムカリウム、スクラロース、サッカリン、ステビア、ソーマチンなど。

着色料

食品を着色し、色調を調節

クチナシ黄色素

食用黄色4号。アナトー色素

保存料

微生物の繁殖を防いだり、変質を防止。

ソルビン酸、安息香酸、しらこたん白抽出物、プロピオン酸、ポリリジン

増粘剤・安定座

ゲル化剤又は糊料

食品に粘り気を与えたり、安定性を向上

ペクチン、カラギナン、カルボキシメチルセルロースナトリウム

酸化防止剤

油脂などの酸化を防ぎ保存性を向上

ビタミンC、エルソルビ、、ナトリウム

発色剤

食品を加工、又は保存するときの変色や退職をの防止

硝酸カリウム、亜硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム

漂白剤

食品の中の有色物質を除去し、白くする

次亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム

防かび剤

又は防ばい剤

外国産のオレンジ、レモンなどのかんきつ類やバナナなどのかびの防止

次亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム

乳化剤

本来混じり合わないものの境界面で働いて、均一な状態を作る作用

例えば水と油を均一に混ぜ合わせる

次亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム

膨張剤

ベーキングパウダーとも呼び、ケーキなどをふっくらとソフトにする

イマザリル、オルトフェニルフェノール、ジフェニール

調味料

食品に旨味成分を付加し、味を調整

グリセリン脂肪酸エステル、サポニン

酸味料

食品に酸味を付加

クエン酸、L-酒石酸、乳酸

苦味料

食品に苦味を付加

カフェイン(抽出物)、ナリンジン、ニガヨモギ抽出物

光沢剤

食品からの水分の蒸発を防いだり、

逆に湿気から食品を保護

シェラック、パラフィンワックス、ミツロウ

凝固剤

豆腐やコンニャクを固めるために使用

塩化マグネシウム、グリコノデルタラクトン、水酸化カルシウム

イーストフ-ド

パンのイーストの発酵をよくし、弾力を付加

硫酸カルシウム、炭酸アンモニウム

pH調整剤

食品のpHを調整し品質を保持

DL-リンゴ酸、乳酸ナトリウム

かんすい

中華めんの食感、風味を出す

炭酸カリウム(無水)、ポリリン酸ナトリウム

ガムベース

チューイングガムの基材

エステルガム、チクル

栄養強化剤

栄養素の強化

ビタミンA、乳酸カルシウム

香料

食品に香りをつけ、食欲の促進

合成香料、天然香料

製造用剤等

統一的な用途名によって分類することが難しい添加物について便宜上まとめたもの

かんすい、結着剤、消泡剤、抽出溶剤、日持向上剤、ろ過助剤

 

  ➊ この添加物大丈夫かしら? ➋ この添加物は・・・の目的で・・・

 

 

 

2.食品添加物の表示方法

 

表示の対象となる食品添加物

 

食品添加物 指定添加物
(473品目)
安全性と有効性を確認し、国が使用して良いと指定した添加物
既存添加物
(357品目)
長年使用されてきた天然の添加物
天然香料 動植物から得られた天然の添加物
一般食物添加物 一般的に飲食するもので添加物として使用するもの

 

 

 

 食品添加物の表示ルール
添加物の表示は添加物に占める重量の割合の多いものから順に、その添加物の「物質名」を表示することが原則です。
そして別途次のような規定が定められています。

 

🔴 品名・簡略名・類別名
一般に広く知られた名称をもつ添加物の場合には、物質名の代わりに品名・簡略名・類別名での記載が可能です。
例 )「炭酸水素ナトリウム」→「重曹」
  「L-アスコルビン酸ナトリウム」→「ビタミンC」

 

🔴 用途名表示
物資名だけでは消費者にとって分かりにくい次の8用途に該当する場合には、物質名に加えて用途名を記載しなければなりません。

 
用途名 表示例
 ➊ 甘味料 甘味料(サッカリンNa)、甘味料(ステビア)
 ➋ 着色料 着色料(赤2)、着色料(黄4)
 ➌ 保存料 保存料(安息香酸Na)、保存料(ソルビン酸k)
 ➍ 増粘材、安定剤、
  ゲル化材、糊料
安定剤(CMC)、ゲル化材(ペクチン)
 ➎ 酸化防止剤 酸化防止剤(BHT)、酸化防止剤(v, c)
 ➏ 発色材 発色材(亜硝酸Na)、発色材(硝酸k)
 ➐ 漂白剤 漂白剤(亜硫酸Na)、漂白剤(亜硫酸塩)
 ➑ 防かび剤、防ばい剤 防かび剤(OPP)、または防ばい剤

 

 

🔴 一括名表示
次の14種類に該当する場合には、物質名の代わりに種類を示す一括名での記載が可能です。

 
一括名 使用目的
 ➊ イーストフード イーストの栄養源
 ➋ ガムベース チューイングガムの基材
 ➌ かんすい 中華麺の製造
 ➍ 酵素 炭水化物やたんぱく質の分解などを行う
 ➎ 光沢剤 食品に光沢を与える
 ➏ 香料 香りの付与、増強
 ➐ 酸味料 酸味の付与、増強
 ➑ チューイングガム軟化剤 チューイングガムの柔軟を保つ
 ➒ 調味料 味の付与調整
 ➓ 豆腐凝固剤 豆乳を凝固させる
 ⓫ 苦味料 苦みの付与、増強
 ⓬ 乳化剤 食品の乳化、起泡材
 ⓭ 水素イオン濃度調整剤 pH調整剤、適切なpH領域を保つ
 ⓮ 膨張剤 膨張剤、ベーキングパウダー又はふくらし粉

 

 

🔴 表示免除品目

加工助剤、キャリーオーバー又は栄養強化の目的で使用されるものについては、食品添加物の表示を省略することができます。

加工助剤 (定義)食品の加工の際に使用されるが、
(1)完成前に除去されるもの
(2)その食品に通常含まれる成分に変えられ、その量を明らかに増加されるもの ではないもの(3)食品に含まれる量が少なく、その成分による影響を食品に及ぼさないもの
キャリーオーバー (定義)原材料の加工の際に使用されるが、次にその原材料を用いて製造される食品には使用されず、その食品中には原材料から持ち越された添加物が 効果を発揮することができる量より少ない量しか含まれていないもの
栄養強化の目的で 使用されるもの 特別用途食品や機能性表示食品を除く、栄養強化目的で使用されたもの