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 ファイト

 ケミカル

 

予習・復習ドリル

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 管理栄養士さんメッセージ

7

ファイトケミカルは、植物が紫外線や虫などから身を守るために作り出す色素・香り・苦味成分で、必須栄養素ではないものの、強力な抗酸化作用と免疫力向上作用により、老化防止やがん・生活習慣病の予防、健康長寿に不可欠な「第7の栄養素」として注目されています。

 

1.ファイトケミカルの概要

 

🟢 ファイトケミカル(フィトケミカル)の「ファイト」 は、「戦う(fight)」ではなくて、ギリシャ語で 「植物(phyto)」を意味しています。

 

🟢 植物は動物のように日陰や雨風をしのげる場所へ移動することができないため、強い紫外線や害虫、有害物質などからファイトケミカルで身を守っています。
ファイトケミカルは、主に植物に含まれる色素・香り・苦み・渋みなどの成分で、その数は1万種類以上にのぼり、人間にとっても、強い抗酸化作用などの健康効果を発揮します。

 

🟢 ファイトケミカル(フィトケミカル)の「ファイト」は、「戦う(fight)」ではなくて、ギリシャ語で「植物(phyto)」を意味しています。

 

➊ ファイトケミカル  ➋ 害虫 ➌ 紫外線 ➍ 有害物質

 

 

🟢 但し、ファイトケミカルは、他の栄養素と違い、通常の身体維持機能に必須ではないため、欠乏症の心配のない栄養素で、その多くは、まだ栄養学的な健康効果が証明されておらず、食品の含有量や推奨摂取量が数値的に示されていません。
従って、その健康効果を過剰にとらえることに対しては、注意が必要です。
しかし、様ざまな病気の予防効果が立証されつつあり、「第7の栄養素」として、健康維持のために重要な栄養素として注目されており、積極的な摂取が求められています。

 

🟢 ファイトケミカルの最も重要な効果は、「抗酸化作用」です。
ファイトケミカルは、体の中で酸化の(サビる)原因となる活性酸素を抑える抗酸化作用を強く発揮すると言われています。

 

🟢 さらに、体内の有害物質や発がん物質を解毒する「デトックス作用」や「免疫力強化作用」 に期待できるものもあります。

 

 

ファイトケミカルで錆びない体を作りましょう!

 

 活性酸素と抗酸化作用

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、体のエネルギー作りに使われると同時に、活性酸素となって体内の有害物質・細菌・ウイルスを撃退しています。
ただし、活性酸素が増え過ぎると正常な細胞までも攻撃し、酸化させてしまいます。
攻撃力が強いだけにやっかいな存在です。
酸化で鉄がサビるように、体内の細胞も活性酸素によってサビて劣化し、筋力低下やシミ・シワといった老化現象を招きます。
さらに活性酸素は、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞・ガン・糖尿病など、多くの病気をも誘発します。
つまり、活性酸素を減らすことは、健康な体で長生きするためにとても重要といえます。
7活性酸素を減らす最も有効な方法は、体内の「抗酸化物質」を増やすことであり、食品に含まれる抗酸化物質は、ビタミンやミネラルの一部もありますが、最も強力なのがファイトケミカルです。

 

  男性 女性
摂取目標量 21g/日 18g/日
現状の摂取量 19.9g/日 18.0g/日
        ↓うち 
水溶性食物繊維   3.2g/日   3.6g/日
不溶性食物繊維 12.2g/日 11.5g/日

 

 

 

 

2.ファイトケミカルの分類と効果

 

 ファイトケミカルの5つの分類
ポリフェノール類
カロテン類
イオウ化合物
テルペン類    
その他    

 

 


豊富に含まれる食品
期待される健康効果

各ファイトケミカル特徴
 

| ポリフェノール類

植物の光合成でつくられる糖分の一部が変化してできた色素

 

アントシアニン

 
 ブドウ・大豆・緑茶など

 抗酸化作用・免疫力向上作用など

 

イソフラボン

 
  大豆製品(納豆・豆腐・豆乳・おから

 更年期障害解消・骨粗しょう症予防

 

カカオポリフェノール

 
  ココア・チョコレートなど

 抗酸化作用・疲労回復・ストレス解消

 

カテキン(タンニン)

 
  ブドウ・大豆・緑茶・紅茶・赤ワイン

 抗酸化作用・殺菌作用 

 

アスタキサンチン

 
  サケ・エビ・カニ・金目鯛
 抗酸化作用・免疫力強化・抗ガン作用・視力維持

   

ケルセチン

 
  かんきつ類・玉ネギ・そば・ブロッコリー

 抗酸化作用・抗炎症作用

 

クルクミン

 

 
  ウコン・ターメリック(カレー粉の原料の一つ)

 抗酸化作用・抗炎症作用・抗ガン作用

 

| カロテノイド系

主に緑黄色野菜に含まれる黄色やオレンジ、赤などの色素成分

 

β-カロテン

 

 
 ブドウ・大豆・緑茶など

 

抗酸化作用・視力維持・美肌効果・抗ガン作用

 

リコピン

 
 トマト・トマト製品・スイカ

 抗酸化作用・美肌効果・抗ガン作用

 

ルテイン(ルチン)

 
 ホウレン草・ブロッコリー・キャベツ
抗酸化作用・視力維持・抗ガン作用

 

| イオウ化合物系

イオウを含む化合物で、香りや辛味成分など

 

アリシン(硫化アリル)

 
 ブドウ・大豆・緑茶など

 抗酸化作用・免疫力向上作用など

 

イソチオシネナート

 
  キャベツ・大根・カブ・ブロッコリーなど

   血栓予防・抗ガン作用

 

| テルペン(テルペノイド)系

イカンキツ類やハーブ類特有の香りや苦味の成分

 

リモネン

 
  カンキツ類やハーブ類など

 抗ガン作用・消化吸収促進

 

ジテルペン

 
  大葉・バジル・ミントなどハーブ類

 抗ガン作用

 

| その他

 

β-グルカン

 
  キノコ類

 免疫力向上

 

サポニン

 
 大豆製品(豆腐・納豆・豆乳など)・ゴボウの皮
 抗酸化作用・コレステロール抑制

 

フコイダン

 
  モズク・メカブ(ヌルヌル成分)

 免疫力強化・抗ガン作用・抗炎症作用

 

ナットウキナーゼ

 
  納豆

 抗血栓作用

 

カプサイシン

 
  赤トウガラシ・赤パプリカ

 抗酸化作用・疲労回復・動脈硬化予防

 

ジンケロール

 
  ショウガ

 抗酸化作用・疲労回復・動脈硬化予防

 

タウリン

 
  イカ・タコ・貝類など

 コレステロール/中性脂肪抑制・肝機能強化