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  食品販売の

  コンプライアンス

 📗 元テキスト 👨‍🎓⁉ 食品表示クイズ 🌏 目次 (TOP) 

 

 

 

食品業界での仕事は

お客様の命と健康を支える仕事

 

食品は、子どもから年配者までが毎日、 口にするものであり、それぞれの健康と生命にに直結します。

そのため、食品業界で働く人材はエッシャルワーカーとされています。エッセンシャルワーカー(Essential Worker)とは、直訳すると「必要不可欠な労働者」であり、私たちの日常生活や社会インフラ(生活基盤)を維持するために不可欠な仕事に従事する人々を指しています。
例えば、新型コロナウイルスの流行下において、感染リスクを負いながらも現場で働く人々として医療機関関係者やスーパーマーケット従業員が注目されました。
私たちが、食中毒菌に汚染された食品や食物アレルギーが含まれていることが分からない食品を販売したとすると、大勢のお客様の生命を脅かしてしまいます。
お客様の生命と健康を支える大切な仕事をしているからこそ、私たち食品業界の人材にはより一層厳しいコン プライアンスが求められています。

 

 

 

コンプライアンスとは?

 

 会社の経営方針は社会・お客様・従業員に対し、自社の姿勢および方向性を示すものです。

食品スーパーは、お客様を基点とする基本的考え方に基づいて、安全かつ適切な食品を提供する責任を持っています。

経営方針を実現するためには、従業員一人ひとりが方針を理解し、それに沿った行動をとることが重要になります。会社の経営方針を具体化するため法令や社会規範を遵守することをコンプライアンスといいます。企業が経営・活動を行ううえで、法令や各種規則などのルール、さらには社会の常識的なルールなどを守ることです。

「法令遵守」と訳されることが多いのですが、英語のcomplianceは「(命令や要求に)応じること」「願いを受けいれること」を意味し、近年では守るべき規範は法律に限らず、社会通念、倫理や道徳を含むと解釈されています。
企業を取り巻く法律や規則は、憲法、民法や商法をはじめ独占禁止法、不正競争防止法、労働法、消費者保護法など多数あり、監督官庁の命令・指導などもあります。

コンプライアンスの概念

➊ 法令(憲法・法律・命令・条例・規則)[狭義のコンプライアンス]

➋ 就業規則・社内規定等 ➌ 企業倫理・社内規範

さらに、販売活動や仕入先企業への公正さ、お客様への情報公開、職場環境など、多くの面で高い倫理が求められるようになっています。
企業は、こうした多岐にわたる規則・規範を役員・従業員が遵守し、もし違反行為があった場合には、早期に発見して是正できるマネジメント体制を作ることが求められます。また、法令、社内ルールがより広い視点で法律や社会通念と相反していないかといった従業員自らの判断も必要になります。

 

 

 

 

全社的に共有される

コンプライアンスの精神

 

 コンプライアンスを実践するためには、 まず、会社の経営理念、社是・社訓をよく理解することです。
そこには、「お客さまのために」 「社会のために」など、創業の精神や会社の根本的な考え方 理念・哲学が示されています。
言い換えれば、 経営理念などに適った行動をすることが、コンプライアンスの実践につながるのです。
そのためには次の3つを常に意識して、全社的にコンプライアンス精神を共有していく 必要があります。
1.自分のいる会社は、何をするために創業されたのか?
72.自分のいる会社は、どんなことを企業使命と考えているのか ?
3.従業員一人ひとりは、どのような価値観を持って行動すべきか?
組織のトップから一般の従業員までが、会社の創業の目的、 その企業使命と価値観を共有してこそ、コンプライアンスが実践される風土が整っているといえるでしょう。

➊ 社是   ➋ 社訓  ➌ 社会的使命  

 

 

 

 

 

 

コンプライアンスの徹底こそが

会社のためになる

 

 コンプライアンス違反が発覚したとき、 関係者の口から「会社のため に行なった」というニュアンスの言い訳がしばしば聞かれます。
例えば「会社の利益を上げるために行なった」「バレたら会社に迷惑がかかるので隠した」など、 一見、 会社への忠誠を示しているようですが、本当にそうでしょうか。
企業はあくまで社会の一員であり、社会と無関係に存在することはできません。 組織に対する忠誠を優先するあまり、結果的に不正を行なったり、その不正を隠ぺいするような行為は、「社内を見て、社会を見 いない」と言われても仕方ないでしょう。
不正は隠し通せるものではありません。
いずれ発覚し、社会から非難を浴びることになります。
不当表示などによりお客様からの信頼を失い、 対応を誤れば、 経営破綻さえ招きかねないのです。
会社のために行なっ たはずの行為もまったくの逆効果となるのです。
コンプライア ンスを徹底することこそが、 結果として、会社を守ることにつながります。
不当表示の例

➊ 期間限定価格!(期間限定でお得)➠➋ 期間が過ぎても同じ価格のまま・・・

➌ 追加料金不要!(追加料金の不要)➠➍ 追加料金が請求された

➎ お買い得商品!(お買い得だと思ったら)➏ 有料会員しか買えなかった

 

 

 

コンプライアンスの徹底が

家族・仲間・自分を守る

 

 行動基準などの倫理綱領・規範を制定し、ヘルプライン (内部通報制度) などの立派な制度を作っても、それを活かせるかどうかは従業 員一人ひとりにかかっています。

つまり、 コンプライアンスの徹底は、最終的には「皆さん従業員がコンプライアンスをどう考え、判断するかにかか っている」と言っても過言ではないのです。
また、コンプライアンス違反をしそうになったときによくよく考えて ほしいのは、そうすることで、会社だけではなく、 あなた自身だけでなく、仲間と家族をも危険にさらすということです。 違反によって会社が立ち行かなくなれば、失業することになりますし、破綻を免れたとしても、懲 戒解雇処分(クビ)を受ける可能性は大いにあります。
刑事事件の被疑者・被告人として逮捕・ 告訴され、 有罪判決が出て罰金や懲役を科せられるかもしれません。

7そうなれば、あなたと家族は経済的にも、 社会的にも破綻しかねないのです。
一時の損得にまどわさ れず、 「コンプライアン スを徹底することは、自 分と家族を守ることになるのだ」としっかり認識し、常に社会や消費者に とって正しいことは何か を考えて行動するようにしましょう。



 

 

 

まずは、セルフチェック

から始めましょう!

 

 コンプライアンスは、一人ひとりの倫理観という目に見えないものが 問われます。

会社は“社会の公器” であるという信念を持ち、 企業人と して、いかに社会に迷惑をかけないかを考えて行動する必要があります。

コンプライアンスを実践して、安全で安心できる食品を消費者に提供 することで、社会の役に立つそれが、食品tに携わる者としての 喜びであり、生きがいでもあるでしょう。

その実践こそが、社会、会社、家族と仲間、自分を守ることにもなるのです。

判断に迷うようなときは、例えば次のような項目で自らチェックしましょう。
7【仕事を進めるなかで判断に迷う場合】
次の言葉でチェックしてみてください
 □ その考え方や行動は、法令や社内規則に違反していないだろうか?
 □ その考え方や行動は、お客様に自信を持って説明できるだろうか?
 □ その考え方や行動は、自分の良心に従っているだろうか?
 □ その考え方や行動は、家族に胸を張って話せるだろうか?
 □ その考え方や行動は、社会の良識にかなっているだろうか?



 

 

 

ケースステディーで学ぶ

 

 

 

 

 

 

【ケース】  「マニュアルにない作業は?」
若手社員の茨城くんは、一緒に仕事をしていた先輩社員の作業を見て、思わず声をあげました。
A君「先輩、その手順はマニュアルどおりじゃないですよ」

先輩「こっちのほうが簡単で速いんだ。君も覚えたほうがいい」
A君「でも……」
先輩「いいから、いいから」

 

   【あなたならどう考えますか?】
➊ 簡単に速くできるのなら、マニュアルにはないが先輩の作業を真似る。
➋ たとえ面倒でも、マニュアルをきちんと守る。
 

 

【適切な対応方法】

マニュアルには、 現場をよく知る先輩たちの経験と安全確保のための 知恵が盛り込まれています。
特に最近では、国際的に認められ推奨されている衛生管理システム 「HACCP (ハセップまたはハサップ)」を採用しているところも多いでしょう。
マニュアルやシステムにもとづいた行動は、お客さと従業員を守ることになるのです。

いくら簡単に速くでき るからといって、マニュアルを変えたり、システムに反する行動をしたりすることは問題であり、必ず➋の考え方で行動します。
もし、それが本当に作業の改善になるのであれば、マニュアルを自己流に変えてしまうのではなく、会社に対して改善提案をしましょう。
それが採用されれば、全社共有の新しいマニュアルになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ケース】 「5Sはどこまで徹底するの?」
Bさんの職場では、 作業を始める 前には必ず手を石鹸などで消毒することになっています。
ところが、ベテラ 社員のなかには、 さっと水で洗って すませてしまう人がいるのです。
Bさん「石鹸で洗わなくていいんですか?」とたずねたところ、
先輩「さっき、 トイレでしっかり洗ってきたから」と答えました。
しかし、Bさんは何か釈然としません。

 

   【あなたならどう考えますか?】
➊ 当然、 作業を始める前に指定の石 顔などで洗って清潔にすべきだ。
➋ トイレでしっかり洗ったのなら、水で洗ってすませても問題ない。
 

 

【適切な対応方法】

5Sを徹底することは、職場環境の美化、従業員のモラル向上、業務 の効率化、職場の安全性向上などの効果を生みます。
私たちを取り巻く環境には、大腸菌やO-157 のような菌が常に存在 しており、適当な条件が整えば、繁殖して食中毒や病気を引き起こす危険 性が少なくありません。
従って、食品を扱う職場では、5Sを徹底的に実行して環境を清潔に保ち、人体に有害な細菌やカビの侵入を防ぐことが何より 大事です。
慣れてくるとつい手抜きをしがちですが、➊の考えに立ち、手洗いなど基本的なルールこそ、おろそかにしないようにしましょう。
先輩社員には、社内のルールを率先垂範することが期待されています。
多少面倒に思えても、他の社員に範を示す行動をとりたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ケース】 「賞味期限・消費期限・販売期限は勝手に延ばせるの?」
鮮魚担当者のCさんは、このところ頭を痛めています。
加工した商品の売れ行きが悪く、売場に多くの売れ残り出るからです。
販売期限となった商品は、廃棄するしかありません。
店長からは、ロスの削減を厳しく言われており、「製造日を1日くらい伸ばしても商品の品質にはそんなに問題はない。自分の一存でリパックして日付を変えて売場に並べようか」という考えがふとよぎりました。

 

   【あなたならどう考えますか?】
➊ ロスになるけど、 会社が決めた販売期限を遵守し、廃棄するしかない。
➋ 販売期限は自社で決めたものなので、リパックして少しくらい日付を変えてももかまわない。
 

 

【適切な対応方法】

消費期限とは「定めら れた方法により保存した場合において、 腐敗、 変敗その他の品質劣化に 伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月 日」をいいます。
そして販売期限は、消費期限を元にお客様が買って家に持ち帰り少し保存されても安全なように、消費期限より短い期限を各社で設定したものです。
つまり各社が科学的で合理的な基準・ 根拠で安全な商品を販売するために設定したものです。
これらを勝手に変更することはコンプライアンス違反であり、もし、鮮度が通常より悪くなったり、食中毒になったりすれば、お客様からの信用を大きく失います。
ここでは、絶対に➊で対応しなければいけません。
仮にその商品の販売期限が過ぎていても、総菜の原料として加工すれば問題ないことが明らかであれば、店長他関係者と相談することは可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ケース】 「お客さまのクレーム(返品)に関する報告は?」
若菓子担当者のD君は、お客様から「先日買った商品の箱が開いていた」と苦情を言われました。
D君は「申し訳ありません」とお詫びし、 同じ商品をお客様に渡したところ、お客様は納得されて、何も言わずに帰られました。
D君はそれで一件落着と思い、 店長には報告しませんでした。

 

   【あなたならどう考えますか?】
➊ 一件落着してもしても、店長にはクレー ムを報告する必要がある。
➋ 一件落着したのだから、わざわざ 店長に報告する必要はない。
 

 

【適切な対応方法】

「グッドマンの法則」では、苦情を言い、企業の対応に満足したお客様の82%はリピートして購入されるとされています。
クレームのあったお客様は嫌なお客様ではなく、満足のゆく対応をすれば、お店のファンになって頂ける可能性があります。
そのためには、商品名、購入日時、苦情の内容、対応内容、お客様の名前や連絡先など店長などの上司に報告する必要があります。
クレームは氷山の一角であり、他の多くのお客様も同じように感じている場合が多くあります。
一つのクレームを自分とお客様だけの問題と考えずに、店や会社全体の問題として対応していく必要があります。
その積み重ねがお店のサービス向上につながります。
従ってこの場合は、必ず➊の対応をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ケース】 「多少の誇大表示は許される?」
食肉担当者のE君は、牛のひき肉を「国産牛肉使用」とすべきかどうか悩んでいます。
その原材料には、国産牛以外にアメリカ産牛が30%ほど使用されているからです。
最近の商品の売れ行きを考えると、国産をうたわないとお客様はなかなか買ってくれません。
E君はPOPにどう書こうか悩んでいます。

 

   【あなたならどう考えますか?】
➊ 原料の70%が国産だから「国産牛」とだけうたってかまわない。
➋ 「国産牛70%・アメリカ産牛30%」と表示しないと違反となる。
 

 

【適切な対応方法】

パッケージに 「国産牛使用」と記載すると、お客様は「国産牛」の使用割合が100%であると思ってしまいます。
食品表示法では、複数の原料を混合して商品化した食肉を販売する場合、重量の多い割合から順にその割合も入れて記載することとされています。
従って、この場合必ず➋のように対応します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ケース】  「惣菜を製造している途中の試食(つまみ食い)は?」
若惣菜担当者のF君が弁当を作っている時、先輩から時々味を確かめるために、試食を兼ねてつまみ食いをするように言われた。
そこで味がおかしければ、調整する必要があるとも言われた。

 

   【あなたならどう考えますか?】
➊ 惣菜は、製造する時、原料が少しずつ異なるため、味見により調味料などを加え、レシピを調整する必要がある。
➋ 常に、会社で決められたレシピ通りに作らないといけない。  
 

 

【適切な対応方法】

会社で決められているレシピは、その会社独自の一番おいしいと考えられたものです。

個人の味の感覚は人によって異なるため、通常、総菜の製造に関して味見によって味を調整する必要はありません。

新商品などでチーフや店長から試食の支持があり、感想を求められた場合のみ積極的に自分の意見を伝えましょう。
又、「つまみ食い」は就業規則違反となり、罰則が課されます。

従って必ず➋のようにします。

 

 

 

 

 

 

 

食品表示の概要

 

 食品表示は、商品をより安心して買物して頂くための、 欠かすことのできない情報です。
その商品を買う、買わない、食べる、食べないは最終的にお客様が判断することですが、正しい判断ができるような情報提供(表示)は、販売側の大きな責任であり、 正しい食品表示を行うことはコンプライアンス上非常に重要です。

ここでは、食品表示の概要を理解しましょう。

食品表示に関連する法律は、中心となる「食品表示法」の他に「食品衛生法」 「JAS法」 「健康増進法」 「牛トレーサビリティ法」 「米トレーサビリティ法」 「景品表示法」 「計量法」「薬機法」 「不正競争防止法」 「製造物責任法」「リサイクル法」 など多くの法律が関係しており、食品提供側は、これらすべての法令に適合するように表示しなければなりません。

 

 

 食品関連法令の全体像

🅾 適切な食品表示お客様の商品選択・安全/安心の確保

➊ 食品安全基本法   ➋ 食品表示法  ➌ 食品衛生法  ➍ JAS法

➎ 健康増進法  ➏ 食品トレーサビリティ法  ➐ 牛トレーサビリティ法 

➑ 米トレーサビリティ法  ➒ 景品表示法  ➓ 計量法  ⓫リサイクル法

⓬ 不正競争防止法  ⓭ 製造物責任法  ⓮ 薬機法  ⓯ 都道府県条例

⓰ 省令  ⓱ 告示・通知  ⓲ 酒税法

 

 食品表示法の全体図


➊ 品質事項  ➋ 衛生事項  ➌ 原材料  ➍ 原料原産地名  ➎ 内容量
➏ 原産地  ➐ 原産国名  ➑ 食品関連事業社等  ➒ 名称 
➓ 遺伝子組み換え⓫ 添加物  ⓬ 賞味・消費期限 ⓭ 保存方法  ⓮ アレルゲン  ⓯ 製造所等 ⓰ 保険事項  ⓱ 栄養成分表示  ⓲ 機能性表示食品

 

 食品表示法

 

🔶  JAS法、食品衛生法、健康増進法の3つの法令の表示の基準を一元化した法律です。

 

🔶  食品に表示する事項について「食品表示基準」を定めることとしています。

 

この食品表示基準が、表示のルールの基本となるものです。

 

 JAS法(日本農林規格等に関する法律)

 

🔶 JAS法(j正式名:日本農林規格等に関する法律)は、農林水産省が制定する日本農林規格(JAS規格)について定めた法律です。JAS規格には、農林物資の品質や生産方法などの基準が定められており、これに適合する製品にはJASマークを表示できます。

 

🔶  有機食品の表示、JASマークの表示について規定しています。
   JAS規格に適合し、商品の包装や容器などに有機JASマークがついていなければ、「有機」や「オーガニック」と表示はできません。

 

 

 食品衛生法

 

🔶  食品衛生法は、飲食による健康被害の発生を防止するための法律で、安全性確保の観点から必要とされる食品及び添加物の基準等を規定しています。

🔶  食品衛生法において保存方法や添加物の使用基準が定められている食品があります。


🔶  製造者や加工者の所在地や氏名・名称は食品衛生法の許可や届出に基づいて表示をします。

 

 

 健康増進法

 

🔶  特別用途食品(乳児の発育や、妊産婦、授乳婦、えん下困難者、病者などの健康の保持・回復などに適するという特別の用途について表示を行うもの)として食品を販売するには、その表示について消費者庁長官の許可を受ける必要があります。


🔶  保健機能食品(特定保健用食品[トクホ]、機能性表示食品、栄養機能食品)の表示の要件についても規定しています。

 

🔶  広告その他の表示に、健康保持増進効果等について、著しく事実に相違する表示や、著しく人を誤認させるような表示はしてはいけません。(誇大表示の禁止)

 

 

 景品表示法

 

🔶 景品表示法(正式名称:不当景品類及び不当表示防止法)は、消費者を欺くくような「不当表示」や過大な「景品」を規制する法律で、特に商品の品質や内容を偽って見せかける優良誤認表示や、価格・取引条件を実際より有利に見せかける有利誤認表示が禁止されています。

 

 

 牛トレ-サビリティ法

 

🔶 牛トレーサビリティ法(正式名称「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」)は、牛の安全を確保するために施行された法律、この法律により牛(国産牛)に耳標を装着し、個体識別番号を割り振ることで、牛の出生から解体、食肉として販売されるまでの一連の履歴情報を記録・保存し、消費者にも確認できるようになっています。

 

 

 米トレーサビリティ法

 

🔶 米トレーサビリティ法は、食品事故等発生時に米穀や米加工品の流通ルートを速やかに特定するため、生産から販売・提供までの各段階で取引記録の作成・保存と産地情報の伝達を事業者に義務付ける法律です。対象品目は米穀や米加工品全般に及び、対象事業者は生産者から小売、外食業者まで全般を指します。

 

🔶 記録は「品名、産地、数量、年月日、取引先名、搬出入場所」などを記載し、原則3年間保存します。

 

 

 計量法

 

🔶  適正な計量の実施を確保するため、計量の基準を規定しています。

🔶  容器包装に入れられ、密封された政令で指定された特定商品については、計量法に基づいて内容量を表示します。

 

 

 薬機法(旧薬事法)

 

🔶  食品に薬的効果(病気の治療又は予防を目的とする効能効果、身体機能の増強・増進を目的とする効能効果)を標ぼうすることを禁止しています。

 

 

 リサイクル法

 

🔶  容器包装廃棄物を、消費者が適切に分別排出でき、市町村の分別収集が促進するように、事業者に容器包装の識別表示を義務づけています。

 

 

 製造物責任(PL)法

 

🔶  製造物の欠陥によって人の生命や身体、財産に損害が生じた場合に、被害者が製造業者などに 損害賠償を求めることができる法律です。

 

🔶  対象となる製造物は、一般的には工業的に大量生産された製品で、加工された農林畜水産物なども含まれます。

 

 

 不当競争防止法

 

🔶  事業者間の公正な競争を確保し、国民経済の健全な発展に寄与することを目的とした法律で、食品については、食品偽装(産地偽装・原材料偽装・消費期限または賞味期限の偽装など)が、この法律によって罰せられます。